力加減とお湯加減は聞きません
と言いますか、『聞けない』が正しいかもしれないですね
なので『お湯加減や力加減は場所やコンディションによって変えるので、気になったらおっしゃってくださいね』とお伝えしてます
例えばお湯加減ひとつでも1番最初の皮脂が出ている状態と、クレンジングや頭浸浴ですっぴんになった状態や1番最後のトリートメントをお流しする状態って
髪や頭皮のコンディション全く違うじゃないですか
それに熱めのお湯が好きな方で頭皮が乾燥しきっている方すごく多いんです
確かに熱めのお湯ってサッパリして気持ちいいんですが、乾燥してガサガサになると髪はバサバサで細くなるし、お顔もたるむんです
力加減でも最初のガチガチの状態と途中ほぐれてきてからも違いますしね
それに力加減もスパニストさんそれぞれの考え方は違うと思いますが、
凝っている状態って力が入ってるんです。なので、その力に対してこちらも強い力で勝とうとすると揉み返しになったり、こちらも1人終えたらヘトヘトになります
なので私は【ゆるめる】手技を特に重要視してます
ドラクエで言うと守備力が高い敵にルカニかけて守備力ダウンさせる感じですね
【ゆるめる】の他にも【ほぐす】【流す】【引き上げる】など、色々な手技をその方の今のコンディションによって組み合わせるのが私のモットーです
それもこれも、私がスパニストになりたての頃に強目が好きなお客様に言われるがまま強くスパをして
その後揉み返しのトラブルを起こしてしまった失敗から必死に考えたやり方です
このやり方が正解とは思いませんし、色んな考え方ややり方があっていいとも思います
そんなこんなでお湯加減や力加減は【その時】によってこまめに調節しますが、
その経緯や自分の考えを今回改めてお伝えしてみました
UTERUS 山田